濵田氏と私
わたしは、彼に壁画のことなどたくさんサジェスチョン願えました。
あまりにも早く、本当にこれからという時に亡くなってしまい、私自身もとても悲しい思いです。作品は奥様がとても大切にされているものばかりなので、気持ちを理解し、一生懸命飾り付けを手伝いました。
フレスコ画が主ですが、彼が日常的に、取り組んでいた、ものつくりや、創作のためのイメージの具現化のためのオブジェは参考になります。
もし説明がなければ、「ゴミ?」といわれんばかりの、モノもありますが・・・
それは奥様が彼の制作活動を理解して捨てることなく、壊すことなく、とっておいてあることが奇跡のような気もしました。
私は、作品がほとんど残っていないので、うらやましい限りでした。
展覧会場は広く、フレスコ画やモザイク等たくさんの展示がしてあります。
竹細工の面白い作品以外にも100点ぐらいの作品がありますので、ちょっと交通費をかけて見に行っても価値があるのではないでしょうか。
私と濱田氏はそれこそ、大学の壁の右左で描いていたので彼の創作態度や筆使いなど、伝わってきました。
フレスコ友の会の方々にも、ぜひ見に行ってほしい気がしました。
お知らせが、とても遅くて済みません。本当に、展示のことも含めて忙しく、その日におわれてしまっていました。
栗林 恒郎